ニューバランスってアジア製とUS/UK製とあるじゃないですか。
US/UK製の価格はアジア製より10,000円以上高かったりして、正直どんだけ違うんだって気になっていました。
その時は「あー、やっぱ違いますねー」って知ったかしてました、はいすみません。
そんな私ですが、ついにUS製のニューバランスを購入しました。
しばらく履いてみて、感想とか履き心地とかレビューしたいと思います。果たして10,000円以上の差額を払ってまで買う価値のある靴なのかと。
ちなみに購入したのはM990V2というモデルです。
- USA製のニューバランスに興味がある
- 高いお金を払って買う価値があるか知りたい
- M990V2を買おうか悩んでいる
US製 M990V2 ネイビーを購入
いつでもマイサイズは把握しておくべし
さて、先日たまたまニューバランスのHP見ていたら、USA製モデルの「M990V2」のマイサイズがあったので勢いでポチったんです。色はネイビー。
ニューバランスといえばグレーが王道中の王道、一番有名で最高にカッコいいですが、以前お店で知ったかした時に見たネイビーが最強にカッコよくて。それから、機会があったらネイビーを買おうとずっと狙っていたんです。
US/UK製のモデルは特に定番カラーで売り切れていることが多いですが、例え欲しくないカラーでもサイズがあればお店で試着しておくべきです。希望のモデルがなくても近いモデルなど店員さんにアドバイスいただける場合もあります。
とにかく色々履いて、購入するサイズを決めておくといいですよ。
サイズさえ決まっていれば、あとは在庫があるタイミングで買うだけですから。それなら実店舗でもネットでもOK。
M990とは
私が購入したモデルを紹介します。
M990シリーズは1982年くらいに発売されたモデルで、1000点満点の990点ってことらしいです。
ちなみに、私の人生におけるビジョンは「100点満点の70点を目指す」なので、どこか重なりますね。はい。
次にV2。これはVersion2のことで、この990シリーズはバージョンアップを繰り返しながら2023年でなんとV6までリリースされています。スゴイ。
こういった姿勢のメーカーだからこそ多くの名作を産み世間に認められているのでしょうね。いや、流石です。
このように、発売は80年代と結構昔のモデルですが、当然復刻されていて21世紀の今でも普通に新品を買うことができます。
そして今でも当時と変わらず、Made in USA、アメリカの職人さんたちがハンドメイドで制作しています。
USモデル/M990V2のおすすめポイント5選
M990V2のおすすめポイントを解説します。他のアジア製モデルと比較したポイントです。
990V2だけでなく、その他のUS製、UK製モデルにも通ずるポイントもあります。
①履き心地抜群
ニューバランスは全般履き心地がいいのですが、990V2はことさらよく感じます。これは値段のせいでしょうか?お店で他のUSモデルを試着したときも、素人ながらなんか違うなって思ったとか、思わなかったとか。
特にM990はランニングシューズとして設計されているモデルなので、ソールの素材など履き心地に直結する部分にこだわりが詰まっています。なんでしょう?フワフワ、フカフカというよりは、地面をしっかり押さえつつも軽快に前に進むことができる履き心地です。
言葉で表現が難しいので、機会があったら、ぜひお近くのお店で試着してみてください。
②小ぶりなヒールカップ
履く瞬間、見た目でわかるポイント。ハンドメイドならではでしょうか、ヒールカップがとても小さく踵がしっかりとホールドされるんです。いや、このぎゅっとなったヒールカップはマシンメイドでは作れなそう。
赤線を引いたのですが、鋭角なのが分かります?
普通この線って丸くなったり、鈍角になったりするんですよね。
とくに私は踵が小さいので、この点は非常に重宝します。歩く時、踵がぱかぱかするのは問題外。これは、きちんと踵に靴がついてくるんです。
③柔らかなメッシュ素材
つま先部分を覆うメッシュは大変柔らかいので、つま先をストレスなく動かすことができます。
つまり、踵から足の甲まではきちんと靴にフィットしながら、つま先だけはメッシュの中である程度自由に動かせるので、窮屈さを一切感じさせないのです。
また、通気性という意味でもメッシュは最高。他のスニーカーよりも比較的涼しい、割と盛夏まで履いていられます。
他のアジア製モデルと比べると、触った感じメッシュ素材はこちらのほうが柔らかいですね。
④手入れが楽なスエード
スエードって、実は事前ケアをしっかりおこなえば、あとは非常にメンテナンスが楽なんですよ。事前ケアと言っても、防水・汚れ防止のスプレーをかけておけばいいだけ。
これにあとは、たまにブラシで汚れを落として、またスプレーをかけておけばOK。汚れにくく、毛並みが綺麗な状態が続きますよ。
きちんとケアされたスエードは撥水力も非常に高く、雨の日の靴なんかにもよく使われるんですが、ニューバランスの場合は、メッシュ素材とのコンビネーションになるので、どうしても雨に日には弱そうですね。(メッシュから浸水、濡れてしまいそう。)
⑤ダサい?賛否両論のデザイン
こういうの”ダッドシューズ”って言うんですか?
こればかりは好みの問題で、どうしようもないですよね。特にM990はかなりハイテクシューズ寄りのデザイン、好き嫌いが別れるのは仕方がないことです。残念ですけど。
私は、シンプルな服装にこういった存在感のある、アメリカっぽい靴を合わせるのが好きで、格好いいと思います。
まあ、靴は履き心地や機能性といった軸でも語ることはできますが、ファッションの一部でもあるので、見た目もそこそこに気になりますよね。
まとめ
はい、まとめです。
やっぱり踵が小さくてホールド感が上がるのが一番感動た。紐をきちんと結んで履けば、高級革靴のフィット感とスニーカーの歩きやすさ両方を兼ね備えた最強靴だと思う。
ただ、アジア生産のモデルも、安くてもニューバランスとしての履き心地はきちんと担保されているんだと改めて感じた。素晴らしい。
素材と作りで言えば、素材はかなり歩きやすさに貢献してくれていて、たとえアジア製モデルでも全く遜色ない、さすがニューバランス。
一方の作りの面はやはりハンドメイド。この履き心地はちょっと廉価なモデルとは一線を画す感じ。なので、その点で価格が上がるのは仕方ないと思う。
もちろん、技術革新が起きてハンドメイドのクオリティを機械生産で出せれば、それはそれで購買者としては最高です。