2021年6月のVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)の分配金が発表されました。
まさかの減配です!!
VYMは高配当ETFの中でも抜群の安定性を誇るETFです。
信頼度もめちゃめちゃ高いです。(主観です。)
そして、何より!
四半期に一度の分配金を楽しみにされていた方も多いのではないかと思います。
(だって皆さん、分配金のために高配当ETF買っていますよね?)
本記事ではVYMの2021/6の分配金を発表します。
また、VYMの概要をおさらいし、今後の展望を書いていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
2021/6の分配金について
2021/6の分配金は減配
2021/6の分配金は0.7523USDでした。
昨年からの分配金(USD)の推移です。
残念ながら、同年前期比10.1%の減配です…。
前回比では増配となりますので年間合計配当を期待して、引き続き応援したい次第です。
というわけで、次回以降の分配金も要チェックですね。
VYMについて
VYM基本情報
おさらいしましょう。
基本情報は以下の通りです。
名称 | バンガード・米国高配当株式ETF |
---|---|
運用会社 | Vanguard |
経費率 | 0.06% |
設定日 | 2006/11/16 |
資産総額 | 36.822(十億USD) – 6/18時点 |
直近配当利回り | 2.90% |
トータルリターン | 10.13%(3年) |
ベンチマーク | FTSE High Dividend Yield Index |
「FTSE High Dividend Yield Index」とは、米国市場における高配当銘柄(平均以上の配当を出す銘柄)を対象とし、REITを除く銘柄で構成される時価総額加重平均型の株式指数です。
REITが対象外のため利回りは低くなりますが、リスクも抑えることができます。
また構成銘柄数が多いので分散が可能です。
組み入れ銘柄
2021/6/22現在、VYMには全400銘柄が組み入れられています。
組み入れ比率の上位10銘柄は以下の通りとなっています。
銘柄 | 比率 |
JPモルガン・チェース | 3.57% |
ジョンソン&ジョンソン | 3.29% |
ホーム・デポ | 2.67% |
プロクター&ギャンブル | 2.49% |
バンク・オブ・アメリカ | 2.41% |
コムキャスト | 1.95% |
エクソンモービル | 1.86% |
ベライゾン・コミュニケーションズ | 1.84% |
インテル | 1.81% |
AT&T | 1.72% |
どれも一度は耳にしたことのある有名企業ですね~。
安定した成長企業できちんと配当を出すいわゆるバリュー銘柄が多く組み込まれています。
セクター別組み入れ比率
2021/5/31現在、組み入れ比率の上位3セクターは以下の通りです。
セクター | 比率 |
金融 | 22.60% |
生活必需品 | 12.80% |
ヘルスケア | 12.10% |
金融がやや高めの比率ですが、それ以外は程よく分散されています。
記載は省略しますが、これ以外のセクターの組み入れ比率もほどよい分散です。
まとめ、VYMの今後は?
以下は直近1年の株価推移です。(青がVYM、オレンジがS&P500)
S&P500には劣りますが、VYMの株価は右肩上がりでしっかりと成長しています。
含み益が出ている方も多いと思います。
含み益があるだけで安心して保有できますよね。
安心して保有しつつ分配金を貰う、これは”天国”と表現しても過言ではありません。
最近はテーパリングなどのニュースも目にするようになりましたが、長期で見て米国の成長を信じる方は、継続して保有していくべき銘柄だと思います。
まとめると、VYMは、分配金によるインカムゲインと株価値上がりのキャピタルゲイン、その両方を得られるとても良い銘柄ということになりますね!
直近、値段がやや下がっていることから買い増しチャンスかもしれませんよ。
以上、最後までご覧いただきありがとうございます。
なお、投資は自己判断にてお願いいたします。